大学生福下の日常

どうしようもない大学生福下の日常をマルチに綴ります

マッチングアプリが自分に不向きだった話〜こんな人におすすめしません〜

マッチングアプリを皆さんはご存知だろうか。昔風の言い方をすれば出会い系と言うとしっくりくるだろうか。コロナ禍ということもあり、人と人との関わりは極端に減ってしまった結果、人肌恋しく思った人がこぞって始めたように思う。ちなみに私もその1人である。今回はマッチングを始めて、辞めるまでの経緯をここに記していこうと思う。

ここではこんな人にはマッチングアプリは向いてないかもという一個人の意見と、マッチングアプリで出会いたいならこうしたらいいよという一個人の意見も含めております。参考になればと思います。

 

始めたきっかけは以下である。

私には好きだった女性がいたが、見事に玉砕。3ヶ月ほど落ち込み、マッチングアプリのインストールを検討。しかし、知らない人って怖くね?と男ながらに思い断念。そのまた3ヶ月後に後輩からマッチングアプリをやっているという話を聞いて、身近にやってる人がいるなら…いいかな?なんて思い遂に始めたのであった。

 

ここから私は2つのアプリを使うことになる。なお期間は別々。最初に使っていたのはタップルである。これこそ後輩が使っていたアプリで、後輩曰くすぐにいいねが付くから会話もしやすいとのこと。ほう、ええやん。しかし現実は甘くなかった。寧ろ苦すぎたとまで言える。

マッチングアプリの基本的なシステムとして、男女ともに「いいね」がいくつか付与される。相手のプロフィールを見て、いいね!って思ったらそれを送り、相手もいいね!って思ってもらえたらマッチング成立。出会いの第一歩が始まる。

しかし、当方中の下男子。いいねなんてまあ来ない。いいねを送ってみてもいいねなんてなかなか返ってこない。よくよく思い返せば後輩は雰囲気から諸々美意識の高いイケメン男子なのであった。私が足軽だとしたら、向こうは戦車や戦闘機。そりゃ言ってることに食い違いが生じるわ。

とはいえ天から与えられたものに文句を言っても仕方ない。己の戦いならば己で戦うしかないのである。そこで私はプロフィールからいじっていくことにした。まずは写真。とは言え普段人と写真とか全然撮らないため写真がない。他撮りが良いらしいがないし、自撮りするしかない。折角なので服屋で服を揃えて、他撮り風自撮りをすることに。他撮り風自撮りとはその名の通り、他撮りのように見せかけて、三脚などで自撮りすることである。目指すは雰囲気イケメンだ。実際に出会った女性からは他撮りだと思われていたらしい。カミングアウトした時はまあまあウケたので話題にもなる(かもしれない)。ちなみにプロフィール画像は自分の写真以外にも趣味の写真なども掲載し、それは上限まで埋めた。プロフィール文章も趣味や大学のこと、恋愛観など様々なことを記載。少しユーモアのある文も加えておいた。とにかく詳しくをモットーに作成した。

しかし、このような工夫をしたのにも関わらず、いいねなんて来ない。いいねを送っても返ってこない!なんでやねん!!と。これはただただモテない男の言い訳なのかもしれないが、タップルは「いいね」できる数が他のマッチングアプリと比べてとても多い。ということはいいねの試行回数がその分増えるわけだ。つまり女性はより多くのいいねを貰えるわけで足軽がレア武器を付けても結局は埋もれてしまうのであった。ちなみにいいねが全く返ってこなかった訳ではないのでタップルが悪だとは全く思いません。

こんなん日が暮れちゃうよ!彼女出来るまでに老いぼれちまうわ!なんて危惧した私は次なるアプリ、withを始めるのであった…

さてこのwith、タップルと比較して出会いに対する真面目度が何倍も高い。また「いいね」数も少ないので厳選された女性にそれを送ることになり、いいねの成功率も上げることが出来たように思う。ちなみにこれらフィーリング的な部分が大きいので、やってる人にとってはああって感じだと思うし、これからの人ならやってみれば分かると思う。

結局タップルは1ヶ月、withは2ヶ月やっていたわけだが、タップルは5人とやり取り出来たのに対して、withは20人くらいの人とやり取りした。withはマッチングアプリ慣れの問題もあるが、何より私と相性が良かったようにも思う。

ちなみにwithでは3人と会う約束をしたが、実際に会ったのは1人である。この話をするとクズが!と罵られる自信があるが、うち2人は会うのが怖すぎて結局断った。また他に2人と会おうと誘ってみたが、1人はその瞬間ブロックされ、1人は私と同じで怖くなったのだろうか、アカウントを削除してしまった。結局実際に会ったのは1人だが、その人とは4回もデートした。なのに今も彼女じゃないんだぜ。

ちなみにマッチングアプリは複数人とやり取りするのが暗黙の了解になっているが、私はその1人に対して相手に失礼だとか色々な感情を持ちすぎて、そんな高度なことは出来なかった。純粋というよりは寧ろ拗らせすぎだろう。

その人とは1回目は昼食を食べ、カフェでダベってという風で終わった。デート中に、ここに行ってみたいけど相手がいないという話をサラッとされたので誘ってみたらOKをもらい、LINEも交換した。確実な手応えを得た瞬間であった。そして2回目は夜、お酒も入り気分は最高潮に。ああ、この子と付き合えたら楽しいかもな。お酒の高揚感により、そんなことを思っていた。酒マジック強し。しかし、3回目のデートで事態は急変する。3回目は4回目のデートのプランニングをするのが目的であった。しかし、全然楽しみにならないし、2回目のあの高揚感なんだったんだレベルで気持ちが乗らなかった。そして4回目のデート。基本的にデートの3回目で人々は付き合うと言われている。3回目のデート内容的に4回目がセオリー通りなら告白の日。しかし、わざわざ遠出してデートしたのにも関わらず3回目同様気持ちが乗らず告白なんてなんのその。以降音信不通である。普通に素敵な子だったんだ。でもこの時気付いた。私はそんな短期間で人を好きになれないし、そんな気持ちで付き合ってもあの子を幸せに絶対に出来ない。いやなんだこのフレーズ、くさすぎる。しかし実際そうだった、小中の時好きだったあの子も、この前玉砕したあの子も、思えば好きになるのにすごい時間(約1年)を費やしたんだ。そんな私がたった2ヶ月弱で人を好きになれるだろうか、いやない。あるのならそれは運命の赤い糸かもしれない。これこそが自分がマッチングアプリが不向きだと感じた最大の理由である。

この時代、マッチングアプリを使うことなんて何もおかしくないんだ。でも向き不向きがある。男性は特に課金しなければならないので是非とも参考にして欲しい。私はいい勉強になったとは思っている。

 

結論
  • マッチングアプリ自分の特性に合わせて使うべし!
  • プロフィールは細かく書くべし!
  • 筆者みたいな拗らせた恋愛観を持つならやめておくべし!
  • 勉強にはなる(これマジ)

 

〜おまけ〜

マッチングアプリをやっている後輩とは別に、他の後輩にマッチングアプリを誘ってみた。ここに記載したことと同じようにプロフィールの話をしてみたが、面倒臭いですねと一蹴された。確かに。でも自分の中でオシャレしようとか、そういう美意識は高まったように思ってる。

そのさらに後日談としてマッチングアプリの経過を聞かれた。ここに記載したことと同じように人を好きになれない話をしたら、そんな風に相手と付き合っても相手に失礼ですもんねと言われた。まさにその通りですよ。

 

最後にこれだけ言わせて。彼女欲しい。頑張ります。