大学生福下の日常

どうしようもない大学生福下の日常をマルチに綴ります

ダイパキッズによるダイパリメイクの感想

ダイパリメイクが発売してから2ヶ月ほどが経った。これはポケットモンスターダイヤモンド・パールをリアルタイムでプレイしていた少年が大学生になった今、新作をプレイした感想である。ちなみに私はプラチナからポケモンを始めたのでプラチナキッズの方が正しい。

おい!お前!詐欺じゃないか!と言われかねないのでもうひとつ補足しておくと、パールもプレイ済である。今回はブリリアントダイヤモンドを購入した。

 

以下ネタバレを含みますので、気にする方はブラウザバッグ後、プレイしてから必ず戻って来て下さい♪

 

結論から言うと私は結構満足している。不満ポイントも幾つかあるのでそれは後ほど。

 

ちなみに私のポケモン歴はダイパの第4世代以降BW2を除いて全てプレイしている。ちなみにBW2はちょうどポケモン?そんなの時代遅れだぜ!期でプレイしていない。最近中古で購入したので時間が空いた際にプレイしようと思っている。レートにもサンムーンから参入するも、割と途中で飽きてしまいがち。剣盾では最初の何シーズンかはマスターボール級まで必ず行くようにしていたが、途中から嫌になって現在は絶賛フェードアウト中である。ストーリーも楽しんでいるので言わばゆるふわガチエンジョイ勢とでも言うべきだろうか。

 

では本題へ。

先程も述べたが満足は結構している。

最新のポケモンのスタイルを取り入れながらも、均衡を保つためにCPUを強くしている点は特に良かった。XY以降、がくしゅうそうちは大切なものとして扱われ、ポケモン全体に経験値が行き渡るようになった。加えてポケモンを捕まえた際にも経験値が入るようになった。つまり、レベル上げが当時の何倍にも楽になったわけだ。ということは当時のCPUでゲームを構築すればただただレベル差で殴るだけのゲームになりかねない。そこで採用したのがポケモンリーグ戦で話題になったが、個体値、持ち物の採用、つまり厳選されたポケモンの使用であった。ポケモンには一体一体個体値という固有の能力値が与えられている。ポケモンリーグではその能力値が最高のポケモンばかりと我々主人公は戦わなければならない。無理ゲーなのでは?と思われがちかもしれないが、高個体値がない分我々にも最強の武器がある。それが主人公補正(筆者が勝手に命名)である。状態異常になれば気合いで治したり、大ダメージをHP1だけ残して耐えてくれたり。そのような激エモシステムによって白熱した戦いを繰り広げられるのも楽しかったと感じる点だ。原作のダイパも特にチャンピオンはめちゃくちゃに強かった覚えがある。あの時も苦労したなとか思いながらプレイするのはやはりエモいと言うべきなのではないだろうか。

また原作基準だからこそダンジョンの内容は全て理解してるので面白さに欠けるのは否めないが、こんなんあったな…とか思いながらプレイできることは嬉しかった。また、十字キーによる操作、Bボタンによるダッシュが対応している点でも細かいがポイントが高い。

昔無邪気にゲームをプレイしていたあの気持ちが蘇っただけでも高く評価すべきだと思う。

ちなみにポケモンリーグ1つ目の部屋から波乗りをするバグ、なぞのばしょがなかった点も評価点である。バグだから無くて当然なのだが、それは当時のダイパでたまたま見つかって色々楽しめたから面白いのであって、意図して用意されたなぞのばしょに面白みを感じられないのが個人的な感想である。

 

それではいくつかの不満点を上げていく。

まずは操作性である。原作と今作の大きな違いはそのグラフィックである。2Dから3Dの変化により、ヌメヌメ動いてくれるからこそポケモンジム内での操作が難しくなったなど不満点が大きい。

また大量のバグ横行もなにか大事なものを汚されたような気がして残念だった。もはや寝取り案件である。

あとはプラチナ要素の取り入れが絶妙にヘタクソだと感じてしまった。ロトムギラティナのフォルムチェンジがしっかり取り入れられている反面、バトルフロンティアがなかったり、ダイパ基準のシンオウ図鑑なので四天王やジムリーダーの仕様ポケモンのタイプが全く一致しないなど。ここをこうしたらいいのになーと思う点がいくつかあった。これはある意味プラチナキッズらしい感想かもしれない。

 

以上がダイパリメイクに対する感想である。

まあ結局は昔やっていたゲームが高グラフィックでリメイクされるとなんやかんや嬉しいものである。

食わず嫌いしてたらやってみてね